寝付きは良いけど、起きるのがツラい理由

美人デザイン睡眠アカデミー主宰 内藤 絢です。

本日のタイトル

「寝付きは良いけど、起きるのがツラい訳」の理由は…

 

 

ズバリ!腸内環境の乱れ

初秋の睡眠の質アップには、腸内環境を良くする事が肝

+睡眠の質アップに役立つ腸内環境チェックを前回の記事で紹介しました。

今回はそのチェックを元に、腸内環境を整えるための

乱れた腸内環境の整え方・食物版

を紹介します。

腸内環境を良くする=何を選んでますか?

・食物繊維が豊富な野菜や果物(ゴボウ、セロリ、キャベツ、リンゴなど)

・ヨーグルト

・玄米

・キムチ

などの食物を摂っても

便秘や軟便、お腹の張りや排出物からの強い匂いがなかなか改善されなかったと言う経験、ありませんか?

これには、理由があります。

上記の食物を摂った事で腸内環境が良くなるか?なかなか改善まで行かないか?

その違いは「対策自体が自分の腸の状態にあっているか、否か」です。

幾つか例を挙げると…

①小学生の時、給食の牛乳でお腹がゴロゴロする、または緩くなった方

乳製品を吸収する力が弱い可能性が高いため、ヨーグルトでは刺激が強すぎて

 返って腸を疲弊させて軟便や便秘が改善されにくい

②長年、便秘の方

⇒繊維質の多い野菜や果物、玄米など繊維が多い食物を摂ると

 腸管に傷が付きやすく栄養吸収も阻害され、便秘と軟便を繰り返しやすくなる

③キムチやカレーでお腹が緩くなる方

⇒元々便秘や軟便の方にとって

 キムチに含まれるカプサイシンやカレーに含まれる複数の香辛料は

 胃の粘膜に刺激が強く加わり、消化不良を起こして軟便になりやすい

など、摂った食物がご自身の症状に合っていない事で

思い通りの腸内環境から遠ざかる=睡眠の質も下がるケースもしばし見られます。

その場合、どんな対策がある?

腸内環境が悪くなる原因、また生活環境や元々の腸の状態(捻じれ腸など)

人により大きく異なるため

この記事では○○の方は△△がおすすめ。

と言う、ざっくりとした対策法を紹介します。

①便秘が重度の場合

⇒リンゴ、セロリ、ゴボウ、玄米はは繊維質が多く

便秘時のパンパンになった腸には刺激が強すぎて便秘が改善されにくくなる他、軟便になり腹部に痛みが出やすくなります。

☆対策法☆

・ミネラルウォーターは硬水を選ぶ

・お腹の掃除なら繊維の多い野菜より、こんにゃくや温かい汁物を選ぶ

②軟便の場合

⇒軟便の方は乳製品の消化力が弱い可能性があるため

ヨーグルト(ドリンクタイプを含む)は控える方がベター

またキムチやカレーなど辛い物は胃の粘膜にダメージを与えるため

香辛料を控えると更にベター

緊張しやすい、焦りやすい方は

夜に香辛料や刺激物を食べると寝付けなくなる事もあります。

☆対策法☆

・ミネラルウォーターは軟水を選ぶ

・発酵食品を摂るならキムチよりぬか漬け、味噌汁

・主食は腸管に傷が付きやすい小麦食より米食にする

腸内環境や元々相性が合う食物、会わない食物は人により大きく異なるため

この内容も試して頂きつつ、ご自身に合う方法を探る事が「睡眠の質アップ」への近道になります。