2021年12月23日 / 最終更新日時 : 2021年12月23日 suimin_aya ブログ 毎年、正月休み明けはダル重で憂鬱な貴方へ 美人デザイン睡眠アカデミー主宰 内藤 絢です。年の瀬と共に冬本番がやって来た中、寝不足でないのに?起きた時に全身が重い、午前中は頭が働かない、日中は強烈に眠いし…頭がボーっとすると感じる事はありませんか? それは…冬の寒さによる睡眠の浅さかも? 冬は夏と同様外気と室内の大きな温度差で自律神経が乱れて眠りが浅くなりやすい季節です。更に…日照時間の短さ、身体活動量の減少によるセロトニン不足で「冬の寝たはずなのに不眠」が起こりやすくなります。今回は正月休みのダル重とサヨナラする為に・冬に不眠が多くなる理由・年末年始の睡眠リズム作りを紹介します。 冬に不眠が多くなる3つの理由 ①就寝時の寒さで眠りが浅くなる就寝時に手や足が冷えて寝付けないと言う女性に多いこのケースも眠り浅くなる原因の一つです。寒さを感じる事で交感神経に刺激が入ると寝付きが悪くなり入眠から3時間に掛けて出る成長ホルモンの分泌量も減ってしまい・脳の老廃物が溜まる・疲れた内臓の修復が追い付かない・代謝が下がると言う事が起こり、午前は頭が働かない日中は強烈に眠いし頭がボーっとすると言う「冬の寝たはずなのに?不眠」が起こります。②身体活動量の減少寒くなると全身の可動域が狭くなり、身体活動量が減ります。特に睡眠ホルモン「メラトニン」の元となるセロトニン分泌と下半身の運動量に密接な関係がある為身体活動量が減る=睡眠ホルモン分泌が減り、睡眠の質も低下します。③体内時計の乱れ年末年始は平日と生活リズムが大きく異なるのではないでしょうか?・夜更かしする分、起床時間も遅くなる・クリスマスやお節など糖質、塩分、脂質が多い料理を食べる上に酒量が増えるなど…内臓を疲弊させたり体内時計が乱れる生活を送る機会が増える事も眠りが浅くなり、不眠になる原因の一つです。 年末年始の睡眠リズム作りと 休み明けのダル重とサヨナラ出来るポイント ①休み中でも起床時間を統一する 連休中は次の日に遅く起きても大丈夫だからと夜更かしをする事が増え、起床が後ろ倒しになっていませんか?このリズムこそ、体内時計が乱れる原因です。1日でも夜更かし+起床が後ろ倒しになると元の体内時計のリズムを取り戻すまで3日も掛かります。 夜更かしをしても一度普段と同じ時間に起床して日光浴をする事で体内時計のリズムは整います。 ②時間を決めて水分補給をする 連休中は通常と生活リズムが異なる事で水分補給のタイミングを逃し易くなる他お節など味付けの濃い料理を摂る、酒量の増加などの脱水症状の影響で内臓が疲れて全身が浮腫みやすくなります。全身の浮腫みも不眠の原因となるため時間を決めて水分補給をする事も安眠の重要です。起床時に白湯、食事10分前に常温水、入浴前後に常温水就寝前に白湯と言う流れがお薦めです。(各タイミング、コップ1杯が目安)